今更ながら、クラリネットの音って本当に好き。
自然界に存る、木や水や風の音に似ていて、表情が変わる瞬間は、森の中から風が吹き込み、薫りまでしてきます。
嘘じゃなく、ほんとにしてきます！
スタッカートは弾むように軽やかな足音だし、遠くから近くに忍び寄ってきたり、ヒュッとかわしたりなんて得意技。
そうかと思えば、破壊的なリアルな効果音もお手のものね。
降り番で、クラッツの仲間の音を聴いていたら、なんだかつくづく考えちゃった。
幾年も、森の中に生きていた木に、人間が息を吹き込み音楽が生まれるんだな、って。
この息は、機械じゃ全然駄目で、生きている人間のあったかい息じゃなきゃならない。
だからこそ、聴いている人に、染み込んで伝わっていくんだと思うな。
生きているって、息をすること。
あー、こんなにシアワセな事だったんだと、涙、涙。
楽器が吹けるヨロコビと、それを伝えられるヨロコビ。
そして、聴いてくださる方がいるヨロコビ。
アタシ、この「シアワセと」「ヨロコビ」、うんと噛み締めます(*´∀`)♪。
ちょっぴりオセンチなＩZでした。
