LocoMoco LIFE

シエナウインドオーケストラ クラリネット奏者 飯島泉のブログ

カブとダイコン

大根やカブの美味しい季節ですね。
無農薬野菜のミコトやさんは、古代品種のお野菜を届けてくれます。
最近は消費者に合わせて、野菜の大きさや、甘さを変えて、品種改良することが常なので、なかなか古くから伝わる品種の野菜を作っている農家さんが減っているのが現状です。
土がついた『聖護院大根』。
これは古くから『千枚漬け』に使われる大根です。
早速包丁を入れて、その名の通り薄く千枚に切っていきますが、うーん、薄く切るのは至難の技ですね〜。
塩をふって、2〜3時間ほど寝かせると、たっぷりの水分が出てきます。
これを軽く絞って。。。

昆布、柚子皮を、千切りにしていきます。
お酢と砂糖を熱して粗熱をとり、柚子酢を加え、千切りにした昆布と柚子皮と一緒に漬けていきます。
そして、2〜3日置いたら、出来上がり〜!
そのままいただくのも勿論良し。
白くて透明感があるので、キレイ色のお野菜や、お魚、生ハムなどを巻き巻きすると、パーティーのオードブルにもなります。

元々日本では、カブやダイコンを漬物にするように栽培してきました。
なので、漬物にするのが一番美味しいらしいのです。
昔、どこのお宅でも、軒先に大根がずら〜っと干してあったりしたけれど、最近は見ないよね。
てなわけで、赤カブと、赤大根も、お漬物にしちゃいましょう。
薄く輪切りにして、同じように塩をふり、時間が経ったら水気を軽く絞ります。
こちらは、つけ酢に、昆布、柚子皮、を添えて『赤カブと赤大根の浅漬』の出来上がりー!

余った皮や葉は細かく刻んんで、ジャコと一緒に胡麻油で炒めていただくと、地味地味だけどまた美味しい一品になります。
ご飯にのせていただくと美味しいよ。
アタシ、豆腐にのせたり、納豆に混ぜたりするのがお気に入り。

そうそう、昨夜遅くにようやくテディが帰宅。
ロンドン、スペイン、そのまま、北海道、青森〜。
寒いところばっかりだったね、お疲れ様でした。
早速、我が家の地味地味食卓へ「おかえりなさい〜」!

トオチャンが帰ってきて、ロコとモコも大喜び!
どんなに寒くても、お散歩にも気合が入ります。
やっぱり、家族が揃う方が楽しいね〜。