LocoMoco LIFE

シエナウインドオーケストラ クラリネット奏者 飯島泉のブログ

むかご

「むかご」ってご存知ですか?
私の実家は九州の大分県で、地元には多く、この季節になるとよく食卓に登場していました。
東京に来て四半世紀過ぎますが、お店で見つけたのは初めてです(◎o◎)!
 
「むかご」とは、自然薯や山芋が地上でできるイモのことです。
子孫を効率的に増やし残す目的で、つるの途中の葉の付け根に沢山つくります。
大きさは、5mm〜10mm程度の小さいもの。
葉の1つ1つにできるので、1つのつる全体では、大小合わせて100個以上もできてしまいます。
 
自然薯の収穫が始まる11月頃には、つるは枯れてしまい「むかご」は畑の土の上に落ちてばらまかれます。 
山の中では、この「むかご」の中で腐らずに生き延びたものが芽を出して、ゆっくりと成長していきます。
しかし残念なことに、落ちた「むかご」のほとんどが腐って土に戻ってしまいます。 
それだけ、自然薯は病気に弱い品種と言えます。
 
一般的な食べ方は、ご飯と一緒に炊き「むかごご飯」にすることが多いようです。
煎ったり、炒めたり、揚げたりできますが、私の好きな食べ方は、生のままシャキシャキとそのままいただくか、塩ゆでにしてお酒のおつまみに!
皮がプチっとはじけて、自然薯特有の「ヌルヌル感」味わえて美味しいですよ(*^¬^*)!
11月中旬の晩秋が旬です。
その後は、皮にしわが寄ってきてしまいます。
今しか味わえない、旬の「むかご」。
見つけたら、是非召し上がってみて下さい(^-^)v。