武蔵野市民文化会館へ。
昨日再会したドイツ在住、大学時代の先輩クラリネット奏者Tさんの、旦那様のリサイタルへご招待いただきました。
会場は、日本中のプロ〜アマチュアまで、ファゴット奏者でいっぱいでした。
ファゴット奏者のウリッヒ・ヘルマンさんこと、ウリさんは、シュトゥットガルト歌劇場管弦楽団の首席ファゴット奏者を経て、昨年2022年よりヨーロッパ最古の名門音楽大学である、ケルン音楽大学の教授に就任されました。
オルガンと一緒にファゴットを聴くのは初めてでした。
最初の音から体の隅々まで染み込んでくるような響きです。
考えてみたら、オルガンもリード楽器で空気を送り音になるわけで、ダブルリードのファゴットとこんなにも合うのは当然のこと。
まるでオリジナルな編成のようにも感じられました。
ナチュラルな無理のない奏法で、こんなに柔らかな歌声のようなファゴットを聴くのははじめて。
ウリさんが普段お話しする声と同じ。
優しくあたたかさに満ち溢れた音でした。
もっと聴いていたかった、そんなコンサートでした。
いただいた、ウリさんのCD。
ありがとうございます!
オルガンも本当に素晴らしかった。
ウリさんのYouTubeチャンネルです。
素晴らしいファゴットを是非聴いてみてください。
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