LocoMoco LIFE

シエナウインドオーケストラ クラリネット奏者 飯島泉のブログ

ニンニクのうんちく

昨日「わかめのペペロンチーノ」をご紹介しましたが、本日はペペロンチーノに欠かせない野菜から「にんにく」のウンチクを少しご紹介いたしましょう。

疲労回復や滋養強壮に効果のあることで有名ですね。
原産地は中央アジア
古代エジプト人は、ニンニクを栽培し食し、あのピラミッドを造りあげたといわれています。
エジプト王のお墓やツタンカーメン王のお墓からも、ニンニクが発見されているのですよ!
紀元前1300年頃から、ニンニクが食されていたのですね〜。

ビタミンB1は、糖質に分解しエネルギーに変える時に必要な栄養素。
水溶性ですぐに尿から排出され無くなってしまいますが、ニンニクの香り成分のアリシンと結合すると活性持続型ビタミンのアリチアミンになり、脂溶性に変化し排泄され難くなります。
ビタミンB1の吸収は格段に高まり、疲労回復に一層の効果を。
あの、独特な香りが大事なのですね〜。

ニンニクの活性酸素抑制能は強力で、動脈硬化やガン予防に大変効果があります。
1日5g(1カケ)ニンニクを食べている人と食べない人と比較すると、胃がんの発生率が半分も抑えられるそうです。
また、中性脂肪コレステロールを低下させたり、高血圧、脳梗塞心筋梗塞予防にも効果があります。

でも、刺激が強いので食べ過ぎは禁物!
子供や高血圧の人は半分位にしましょうね。

それから、常用すると危険な落とし穴があるのです。
精力をつけるどころか、貧血になって体力減退という逆効果を起こすことも。
ニンニクの香り成分アリシンが、赤血球の中からヘモグロビンを追い出してしまうため貧血を起こさせてしまいます。
果物、野菜、牛乳、ヨーグルト、動物性タンパク質の卵やチーズなどを取ると消臭効果がありますよ。