LocoMoco LIFE

シエナウインドオーケストラ クラリネット奏者 飯島泉のブログ

オスロ観光@3

今朝のジュースは、小松菜、バナナ、柿、豆乳。

地味地味ランチをしっかりいただいて行ってきます!
メインは、大好物の『大根の葉っぱの炒め物』笑。

それでは、オスロ観光の続きを書いてみましょう。
帰国の日は驚くほどの晴天!
前の日に積もった雪は、あたたかな陽射しに溶けすっかり無くなりました。
ここは、外海から100kmほど奥まった『オスロフィヨルド』。
フィヨルドとはノルウェー語で、氷河によって侵食して作られた谷に海水が侵食して形成された入江のこと。
5〜8月には、ノルウェー各地のフィヨルドを見に世界中から観光客がやってくるけれど、冬季は鉄道やフェリーなどの交通機関も無くなってしまうそう。
こんな寒い時期にやってくるのは、私たちだけだね〜。
そう言えば旅の間、一度も日本人を見掛けなかったよ。

オスロは、ヴァイキング王 ハーラル王によって開かれたんだって。
ヴァイキングっていうと、子供の頃みたアニメ『ビッケ』を思い出すなあ。
ヴァイキングたちの初めの遠征は、イギリスやアイスランド
その後、ヨーロッパ各地にまで侵略を進めていったんだそう。
ハーラル王が、イギリス遠征に失敗し戦死して、ヨーロッパ各地で恐れられたヴァイキングの歴史は終わったんだって。
ちょうどその頃、イングランドに統一王権が誕生し、中世ヨーロッパ国家の形成が進められたそう。
ヨーロッパ全土の変化にヴァイキングの活動が多大な影響を与えたことは間違いないね。

『アークシュフーズ城』。
オスロフィヨルドが一望できます。
1299年にマグヌスン王が建てましたが、その後火事で大部分が焼失。
長い間見捨てられていた城を建て直したのが、デンマーク王クリスチャン4世。
城というより、ルネッサンス様式の宮殿のよう。

敵陣に包囲される悲しい歴史がありますが、今では軍事色がなく、国の公式行事に使用されたり、王室に関わる人が亡くなるとここへ埋葬されているそう。
城からはノーベル賞受賞式が行われる『市庁舎』も見えます。

タイミングよく『衛兵交代』を見ることができました。
ロンドンのバッキンガム宮殿で見た時と同じように、緊張感のある儀式があったけど、ノルウェーは衣装はもっと地味だし、あの大きなフワフワの帽子では無いね。
北欧は王室文化なんだなあ〜とつくづく実感。
でもさ、日本も王室文化なのに、衛兵は警察官。
ちょっぴり残念な感じ。。。

そんな訳で、素晴らしい青空の元、最後の観光終了。
ホテルでバゲージをピックアップし、ターミナルへ。
長いフライトのはじまりです。
つづく。