LocoMoco LIFE

シエナウインドオーケストラ クラリネット奏者 飯島泉のブログ

「紅芋」のうんちく

これ、マグロじゃないですよ(((^_^;)。
『宮農36号』という品種の紅芋(べにいも)なんです。
皮が赤紫色で、肉色は紫紅色。
切って蒸しただけ。
とっても綺麗な色です!

このままパクリ。
ほっこりしといて、すっきりとした甘みや香りがあり、しっとりとして、とても美味しいです〜♪。
残念なことに、栽培法の問題から出荷量が減ってきているそうです。


『紅芋』はヒルガオ科、サツマイモ属。
肉色が赤や紫色をしているサツマイモの総称を『紅芋』といいます。
原産地は中米、産地は沖縄。
1605年に国総管が中国の福建省から苗を持ち帰ったのが始まりと言われているそうです。
沖縄では『備瀬(びせ)』、上記の『宮農36号』の2種類が主に栽培されています。
『備瀬』は皮色が白く、肉色は紫紅色。
こちらは栽培量が増えているそうです、よかったー。


栄養価は、でんぷんやブドウ糖、ビタミンAやCの他に、カリウムなどのミネラルも多く含みます。
紅芋の紫紅色は、アントシアニンの色素によるもので、抗酸化作用に優れています。アントシアニンは既にご存知のように、動脈硬化コレステロールの抑制効果があります。

紅芋は加熱してそのまま食べる他に、スイーツ、焼酎などにも加工されます。

『紅芋の豆乳ポタージュスープ』をつくってみました。
とろりと濃厚な中にも、さらりと爽やかなスープです。
色が鮮やかできれいですね〜ヽ(´▽`)/。