LocoMoco LIFE

シエナウインドオーケストラ クラリネット奏者 飯島泉のブログ

IZのうんちく『カブ』

いつも配達してくれる、完全無農薬の八百屋さん、ミコト屋さんが『カブ』を持ってきてくださいました。
『カブ』とは、根が頭(かぶ)のように見えることからついたと言われています(*^▽^*)。
日本には、弥生時代に中国から伝わったとされ、『日本書紀』には持統天皇が栽培を推奨したという記述があるそうです。
そういえば『春の七草』にも、『すずな』として古くから親しまれてきました。

たまには『J野菜ソムリエIZ』の『ウザウザうんちく』も聞いてくださいね。
『カブ』はアブラナ科アブラナ属。
原産は、地中海沿岸のヨーロッパや、アフガニスタンを中心とする西アジアとの説があります。
一年中ありますが、4〜6月、12〜4月に最も多く出回ります。
成分は、根と葉によって大きく異なります。
根の部分は淡色野菜で、カリウム、ビタミンC、食物繊維を多く含みます。
生で食すなら、でんぷんを分解酵素のアミラーゼが含まれるのです。
アタシは、朝の生ジュースに入れていただくこともあります。
一方葉の部分は緑黄色野菜で、カロテン、ビタミンB群、C、E、カルシウム、カリウム、鉄、食物繊維。
栄養素には申し分無いお野菜なのです!
アタシは、根と葉を別々に使い、いつも二品作ります。
捨てるところが無い、まさに『エコ野菜』です★
まずは『葉』を使って、『カブ菜の油炒め』。
そして『根』を使って、『カブの煮物』。
葉付きのまま保存すると葉が根の水分を吸い上げてしまいます。
すぐに使わない時には、茎は付け根で切り落とし、霧吹き等で湿らせて、別々に保存袋に入れて冷蔵庫で保存しましょう(*^▽^*)!
ブランチは前日のカブの残り物『地味地味弁当』でした(^▽^;)。